特許情報詳細
信号ピーク測定システム
出願日 | 2009年06月09日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2009-138284 / 特開2010-286268 |
発明者名 | 間瀬淳 他 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | 第5140891号 |
技術分野 |
ライフサイエンス 電気電子・デバイス |
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目的
被験体に電磁波(繰返し電磁波パルスを含む)を照射して得られる反射波に基づいて、被験体の状態を解析するための所定の信号波形を取得する信号ピーク測定システムに関する。
効果
マイクロ波検知システムを用いるため、100 % 無拘束、無意識での測定であり、応用範囲を格段に広げることができる。ピーク間隔を求める手法として、位相の時間変化の加算平均からテンプレートを求め、元の信号との相互相関を繰り返すことにより、評価の信頼向上を図っている。実用化例として、運転者状態モニタ、ストレス作業の解析、家庭用健康モニタ等への適用が期待できる。
概要
生体に微小マイクロ波を入射し、皮膚表面からの反射波の位相変化を、クオドラチャー方式干渉測定により求めるものである。位相変化は心拍による皮膚表面の変動に対応するため、生体情報(心拍、呼吸)を無意識・無拘束、かつ障害物越しや遠方からも測定できることが実証されている。本発明は、マイクロ波検知システムで得られた位相の時間変化において、ピーク間隔を読み取り R-R間隔の指標とするものである