特許情報詳細
カテプシン関連遺伝子改変非ヒト哺乳動物
出願日 | 2002年05月28日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2002-153641 / 特開2003-339273 |
発明者名 | 山本健二 他 |
出願人(権利者) | 産学連携機構九州 |
特許番号 | 第4189474号 |
技術分野 |
ライフサイエンス |
明細書へのリンク | |
発明概要へのリンク | カテプシン関連遺伝子改変.pdf |
目的
カテプシンE関連遺伝子をノックアウトしたマウスなどを作製することにより、カテプシンEの生理的機能を直接明らかにすることができるとともに、カテプシンE関連遺伝子が関与する様々な病態を解明並びにかかる疾患の治療法の研究に大いに寄与することができる。
効果
このカテプシンE関連遺伝子改変非ヒト哺乳動物は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患並びにその病態の解明に有用に利用することができる。更に、学習獲得障害並びに記憶障害及び闘争行動亢進についての実験に実験動物モデルとして利用することが期待できることから、かかる機能の解明に多いに寄与することが期待できる。その上、ストレスに対して極めて感受性が高いことから、ストレスに対する生理的機能の解明にも役立つものと期待できる
概要
カテプシンE関連遺伝子の塩基配列並びにアミノ酸配列をより明確にすることができた。同時に、カテプシンE関連遺伝子の1部を利用した相同組換による遺伝子ターゲテイング法によってカテプシンE関連遺伝子を欠損したノックアウトマウスを作製することができることを見出した。このカテプシンE関連遺伝子を欠損した遺伝子改変非ヒト哺乳動物及びその作製方法を提供する。