特許情報詳細
同期検出回路、フラックスゲートセンサ、及びFM検出装置
出願日 | 2009年08月06日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2009-183634 / 特開2011-040823 |
発明者名 | 笹田一郎 他 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | 第5557181号 |
技術分野 |
情報・通信 |
明細書へのリンク | 同期検出回路、フラックスゲートセンサ、及びFM検出装置 |
発明概要へのリンク | 同期検波回路.pdf |
目的
十分な電荷を確保しつつ、回路を構成する部品数を減らして小規模化することで、集積化を優位にすることができる同期検波回路、フラックスゲートセンサ、及びFM復調装置を提供することを目的とする。
効果
本発明を利用するフラックスゲートセンサ(小型磁気センサ)は、従来のフラックスゲートセンサよりも部品点数が少なく、小型で低消費電力、低コスト化できる。通信機器やセンサ等の計測機器に適用可能である。
概要
スイッチトキャパシタの高速スイッチングによって同期検波を行う回路である。1対のシングルポールダブルスロー(SPDT)スイッチを2個用いる。例えばLT1043にはこのためのスイッチとスイッチ制御回路が内蔵されている。このICとコンデンサ3つと抵抗一つを外付けするだけで同期検波回路を構成することができる。従来技術と比較すると、使用する部品点数は圧倒的に少なく回路の集積化の上で優位である。また、LT1043は比較的安価であり低消費電力であるため、従来の同期検波回路よりも安価で消費電力が少ないという点でも優位である。