特許情報詳細
受信機、選択方法及びプログラム
出願日 | 2012年08月28日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2012-187912 / 特開2013-066174 |
発明者名 | 牟田 修 他 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | |
技術分野 |
情報・通信 |
明細書へのリンク | 受信機、選択方法及びプログラム |
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目的
定包絡線変調システムの受信機において、低分解能のADCを用いる場合に符号間干渉と量子化誤差、及びオフセットとヒステリシスの影響に対処可能な非線形等化技術に関する。
効果
AD変換器のアナログ回路の非理想性(例えば、ヒステリシス及び基準電圧オフセット)を補償し、ADCが理想的に動作した場合に近い特性を模擬することが可能となる。本発明は、無線通信システム(例えば、固定マイクロ波無線、無線LAN、陸上移動通信、ディジタル放送など)に広く適用可能である。
概要
受信機中の等化器では、推定伝搬路処理部が推定伝搬路を用いて受信信号レプリカを生成することにより、符号間干渉に対処する。更に、近似モデル推定部が、少なくともAD変換部により生じる量子化誤差を近似する近似モデルを推定する。量子化誤差推定部は、この近似モデルを用いて、各受信信号レプリカに対応する量子化誤差推定値を生成する。演算部は、これを考慮してレプリカ値を生成する。比較部は、受信した受信信号から生成した受信系列と、各レプリカ値とを比較して、送信機における送信系列を推定するものである。