特許情報詳細
鋼材中の残留オーステナイト量の測定方法および測定装置
出願日 | 2001年09月19日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2001-285750 / 特開2003-90825 |
発明者名 | 高木節雄 |
出願人(権利者) | 株式会社神戸製鋼所、株式会社産学連携機構九州 |
特許番号 | 特許3961800 |
技術分野 |
ナノテク・材料 |
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目的
本発明で規定する成分組成の鋼材中の残留オーステナイトを正確に定量する方法、およびこの様な定量に用いる装置の提供を目的とする。
効果
本発明で規定する成分組成の所謂TRIP鋼中の残留オーステナイトの定量には、飽和磁化測定法を適用すれば精度よく行えることができ、特に、鋼材に長時間オーステンパ処理を施すかまたは強冷間加工を施した試料を飽和磁化量の測定に用いれば、誤差を生じることなく正確に定量することができる。
概要
鋼材中の残留オーステナイト量を測定する方法に関するものであり、本発明で規定する成分組成の鋼材に占める残留オーステナイトを飽和磁化測定法を用いて定量する方法、およびこの様な測定方法を実施するにあたって用いる装置に関するものである。飽和磁化測定法と特定の測定条件を用いれば、本発明で対象とする鋼材中の残留オーステナイト量を正確に測定できることを見出した。