特許情報詳細
非水電解質二次電池用電極活物質、それを含む電極および電池
出願日 | 2002年02月01日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2002-24976 / 特開2003-229126 |
発明者名 | 岡田重人 |
出願人(権利者) | 株式会社産学連携機構九州 |
特許番号 | 特許3624205 |
技術分野 |
電気電子・デバイス |
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目的
従来のオリビン型正極に比べ、放電電圧をさらに引き上げ、エネルギー密度に優れた電池特性を持つ大型電池用非水電解質二次電の提供を目的とする。
効果
特定の量だけ、酸素をフッ素に部分置換でき、オリビン型リン酸系ポリアニオン正極の放電電圧を向上させ、充放電の過電圧の少ない良好な正極活物質を提供することができ、特に稀少金属を一切含まないLi2FePO4Fは環境負荷や経済性の点でも電気自動車用などの大型リチウムイオン2次電池用正極として好適である。また、この結晶構造は頂点共有骨格からなっており、リチウムよりもイオン半径の大きなナトリウムやマグネシウムやカルシウム電池用の正極にも使用可能である。
概要
非水電解質電池、および充放電可能な非水電解質二次電池に関し、特に電極活物質の改良に関わり、電池の放電電圧の増加によるエネルギー密度の向上を目指すものであり、従来のオリビン型正極に比べ、放電電圧をさらに引き上げ、エネルギー密度に優れた電池特性を持つ大型電池用非水電解質二次電が提供できる。