特許情報詳細
新規イオン液体およびその用途
出願日 | 2012年09月04日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2012-194604 / 特開2014-051435 |
発明者名 | 君塚信夫 他 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | |
技術分野 |
ナノテク・材料 |
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目的
イオン液体(アンモニウムカチオンにアルキルエーテル基を導入したもの)と、新規イオン液体を用いたタンパク質を壁材とするナノサイズのカプセルの製造方法を提供する。
効果
核酸や酵素などを内包したナノカプセルは、ドラッグターゲティング等におけるナノキャリアとして注目されている。これまでに、天然のウイルスキャプシドや両親媒性分子の自己集合により形成される球状集合体を利用する調製方法や、テンプレート粒子と交互積層法を組み合わせた中空粒子作製法などが開発されてきたが、タンパク質カプセルは、優れた生分解性を有することから、ナノキャリアとして特に有望である。
概要
アンモニウムカチオンにアルキルエーテル基を導入したイオン液体と、新規イオン液体を用いたタンパク質を壁材とするナノサイズのカプセルの製造方法に関する。本発明により製造されたタンパク質カプセルは優れた生分解性を有することから、ライフサイエンス、医療(治療、診断を含む)等の分野で有用である。