特許情報詳細
生体情報検出システム
出願日 | 2012年02月24日 |
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出願番号/公開番号 | PCT/JP2012/054537 / WO2012/115220 |
発明者名 | 間瀬淳 他 |
出願人(権利者) | 産学連携機構九州 |
特許番号 | |
技術分野 |
ライフサイエンス 電気電子・デバイス |
明細書へのリンク | 生体情報検出システム |
発明概要へのリンク |
目的
測定対象領域に走査を伴いながら電磁波を照射して反射波を受信し、照射波と反射波との位相差信号を得、この位相差信号に基づいて測定対象領域内の複数の生体の状態を検出する、生体情報検出システムを提供する。
効果
測定対象領域に走査を伴いながら電磁波を照射して、複数の生体の存在位置を判別し、生体ごとに心拍等の情報を得ることが可能であり、災害現場等での生存者検出、車室内の乗員検出等に有用である。また、マッサージ機等の使用者の体格検出等への応用、空港通路等で異常心拍(感染症)や強ストレス状態発見等への応用なども期待できる。
概要
電磁波送受信手段が測定対象領域に対し走査を伴いながら、強い指向性を与えて電磁波を照射し、且つ反射波を受信して、測定対象領域の各位置に対応する位相差信号を取得し、この位相差信号の時間的変化を検出することから、走査を行う中で生体に対し確実に電磁波を照射してその生体からの反射波を受信でき、生体の動きを示す時間的変化分を含む位相差信号の信号強度を高くして、時間的変化を確実に検出でき、測定対象領域における一又は複数の生体の存在及びその存在位置、存在範囲を精度よく把握できる。