特許情報詳細
制震構造
| 出願日 | 2008年04月11日 | 
|---|---|
| 出願番号/公開番号 | 特願2008-103837 / 特開2009-256878 | 
| 発明者名 | 川瀬博 他 | 
| 出願人(権利者) | 九州大学 | 
| 特許番号 | 第5152908号 | 
| 技術分野 | 
              建築・土木 | 
  
| 明細書へのリンク | 
      制震構造               | 
  
| 発明概要へのリンク | 
      制震構造.pdf               | 
  
目的
煉瓦組積構造を制震壁として利用することで、高いエネルギー吸収能力を有することに加え、リユースが可能で安価な制震構造を提供する。
効果
本発明に係る制震構造は、接合部材に緊結されるボルトのプレストレスを大きくすることで、摩擦力を大きくして高いエネルギー吸収能力を実現することが可能である。また、制震構造壁体は、例えば煉瓦やコンクリートブロックなどのブロック体をアンボンドプレストレスにより一体化したものであるので、リユースが可能でしかも安価である。
概要
制震構造壁体は、金属プレートを介して積層した複数のブロック体を、ブロック体及びボルトで締結して一体化し、梁に接合、固定されている。 本発明に係る制震構造では、制震構造壁体と梁とを接合する接合部材に形成した孔を梁の材軸方向に長い長孔として、構造物に入力したエネルギーを接合部において摩擦エネルギーとして吸収するものであり、接合部材に緊結されるボルトのプレストレスを大きくすることで、摩擦力を大きくして高いエネルギー吸収能力を実現することが可能である。












