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特許情報詳細

メチルアルココビリン酸誘導体の合成とそれを利用したヒ素の無毒化

出願日 2007年07月24日
出願番号/公開番号 特願2008-526679 / WO2008/012948
発明者名 久枝良雄 他
出願人(権利者) 九州大学
特許番号 第5237806号
技術分野 環境・エネルギー
明細書へのリンク メチルアルココビリン酸誘導体の合成とそれを利用したヒ素の無毒化 外部リンク
発明概要へのリンク メチルアココビリン酸.pdf 外部リンク

目的

砒素等を含む有害化合物の無毒化に寄与しえる有害化合物の無害化方法をより実用的に、工業的に提供する。

効果

有害化合物、特に砒素、アンチモン、セレン等を含有する有害化合物を、容易かつ簡便にアルキル化することが可能である。また、保管場所等の広いスペースを必要とせず、不必要な副産物を発生させない。簡単な操作で、有害な無機砒素等をより少なくすることができる。

概要

本発明の無害化方法は、本発明の組成物の存在下、砒素、アンチモン、セレンからなる群から選択される少なくとも1種の元素を含有する有害化合物を、アルキル化することにより無害化することを特徴とする。ヒ素等を含む有害化合物をメチル化、特に、毒性の低いトリメチル化ヒ素を効率的に合成する方法を見出した。水溶性の高いメチルアココビリン酸誘導体(ビタミンB12誘導体)の簡便な合成法を開発し、それを用いたヒ素のメチル化に成功した。これにより、無機ヒ素をほぼ100%トリメチル化ヒ素に変換することに成功した。

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