特許情報詳細
高周波成分除去装置
出願日 | 2011年03月15日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2011-056543 / 特開2012-195671 |
発明者名 | 笹田一郎 他 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | |
技術分野 |
情報・通信 |
明細書へのリンク | |
発明概要へのリンク | 高周波成分除去装置.pdf |
目的
低周波信号に重畳された高周波成分を除去する高周波成分除去装置に関し、特に微弱な低周波信号を変調・復調する際に出力に重畳されたキャリアの高周波成分若しくはサージ電圧等を除去する高周波成分除去装置に関するものである。
効果
1 pTに迫る高分解能を持つフラックスゲートに本技術を適用し、スイッチング波形を全く含まないほぼ純粋に磁界入力に比例した出力が得られることを検証した。地中埋設物探査センサなど変調を用いるセンサ全般に適用できる。
概要
出力波形に現れる周期的なリップルやサージ電圧の悪影響を排除するために、アナログ波形である出力を復調のためのスイッチング周期に同期し、かつ適度の位相調整後にサンプリングし、ディジタルで出力を得る。入力信号の周波数に対して2倍より高い周波数で、且つキャリアの周波数に対して整数倍又は整数分の一倍の周波数からなるサンプリング周波数で同期検波後の信号をサンプリングするサンプリング手段を備え、サンプリング手段から出力される複数のサンプリング値に基づいて低周波信号に重畳された高周波成分を除去する。