特許情報詳細
モード間光スイッチ
出願日 | 2013年08月27日 |
---|---|
出願番号/公開番号 | 特願2014-533016 / WO2014/034654 |
発明者名 | 濵本貴一 |
出願人(権利者) | 九州大学 |
特許番号 | |
技術分野 |
情報・通信 |
明細書へのリンク | モード間光スイッチ |
発明概要へのリンク |
目的
任意のモード光を任意のモード光に変換できる、モード間光スイッチを提案する。モード間光スイッチは、任意のモードに変換できることから、モード多重伝送への応用が期待できる。更に、モード情報と空間位置情報を対応させることで、光スイッチ端へ結合すべき光学部品点数の削減等、将来の高集積空間光スイッチへの応用も期待される。
効果
光のモードを空間情報に置き換えた光スイッチ。この光スイッチ構造とすることにより、デバイス入出力端に配置するべき光ファイバーは単一で済ませることができる。このため、ファイバー実装密度の制約を受けることなく高集積化が可能となる。また、自由にモード切り替えができるため、所望のモードに切り替える為のモード光源デバイスとしても利用できる。
概要
単一の入力ポートと、単一の出力ポートと、入力ポート及び出力ポート間に配設されるモード変換手段とを備え、モード変換手段が入力ポートから入力された任意のモード光を出力ポートから任意のモード光として出力するものである。このモード変換手段は、入力ポートから入力されたモード光を分岐する光分岐導波路と、光分岐導波路の後段に配設され、導波路の屈折率を変化させる屈折率変化手段と、屈折率変化手段の後段に配設され、光分岐導波路で分岐されたモード光を結合して出力ポートから出力する光合波導波路とを備えている。