特許情報詳細
L-システインの測定方法及び測定用試薬
出願日 | 2002年09月18日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2002-270926 / 特開2004-105057 |
発明者名 | 中野善夫 |
出願人(権利者) | 株式会社産学連携機構九州、東洋紡績株式会社 |
特許番号 | 特許4228047 |
技術分野 |
化学・薬品 |
明細書へのリンク | L-システインの測定方法及び測定用試薬 |
発明概要へのリンク |
目的
正確かつ簡便で多数の検体処理が可能なL-システインの酵素的測定方法及び測定用試薬の提供を目的とする。
効果
主に関与する酵素は、L-システイン分解酵素のみであることから、複雑な酵素共役系を介することなく、簡便に、安価に、かつ正確にL-システインを定量することが可能となる。更に、汎用の自動分析装置を用いて多数の検体処理を行うことも可能となる。
概要
試料中のL-システインに、L-システインに反応してアンモニア、ピルビン酸及び硫化水素を生成する反応を触媒し、D-システイン、ホモシステインとは実質的に反応しないL-システイン分解酵素を、ピリドキサル-5’-リン酸の存在下において作用させ、生成されたいずれかの反応生成物を定量することを特徴とするL-システインの測定方法を開発し、本発明により、試料中のL-システインを安価で、正確かつ簡便に測定することが可能となること、また、L-システイン測定において多数の検体処理が可能となることを見出した。