特許情報詳細
海面処分場での廃棄物の埋立方法
出願日 | 2003年04月24日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2003-119613 / 特開2004-321926 |
発明者名 | 花嶋正孝,島岡隆行 |
出願人(権利者) | 株式会社産学連携機構九州、五洋建設株式会社 |
特許番号 | 特許4128481 |
技術分野 |
環境・エネルギー |
明細書へのリンク | 海面処分場での廃棄物の埋立方法 |
発明概要へのリンク |
目的
海面処分場に埋め立てられた廃棄物の早期浄化・安定化の技術提供を目的とする。
効果
本発明の海面処分場での廃棄物の埋立方法により、砂・礫分により埋め立てられた地盤は透水性が良く、従来の埋立地盤よりも早期に廃棄物が安定化する。また、浮泥分を汚水処理したり前処理をすることで、浮泥分に含まれる汚濁成分の浄化・不溶化が図れ、処分場の供用当初から、汚水処理施設を有効に稼動させることができる。
概要
本発明の海面処分場での廃棄物の埋立方法は、廃棄物に水を加え、撹拌する分級工程と、上記分級工程によって分級された砂・礫分を通常埋立区画に送る工程と、浮泥分を含む汚水を汚水処理施設によって処理可能な量だけ汚水処理施設に送り、残りの汚水を特別埋立区画に送る工程とより成ることを特徴とする。通常埋立区画とは、主に砂・礫分からなる埋立地であり、早期に廃棄物が浄化・安定化し、埋立地の早期利用、高度利用を期待できる。また、特別埋立区画とは、主に浮泥分からなる埋立地であり軟弱な埋立地となりやすく、また汚水の汚濁成分の濃度が高いため、従来と同様な維持管理方法にしたがって緑地や公園等の跡地利用が考えられる。