特許情報詳細
金属材料の長寿命疲労強度設計法
出願日 | 2011年08月10日 |
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出願番号/公開番号 | 特願2011-175147 / 特開2011-221044 |
発明者名 | 村上敬宣 |
出願人(権利者) | 株式会社産学連携機構九州、日本精工株式会社 |
特許番号 | 特許5007461 |
技術分野 |
ナノテク・材料 |
明細書へのリンク | 金属材料の長寿命疲労強度設計法 |
発明概要へのリンク |
目的
機械部品の使用想定寿命に応じたODA寸法の拡大を考慮 することにより、設定する耐用年数に応じた最適な機械部品を設計可能とした金属材料の 長寿命疲労強度設計法の提供を目的とする。
効果
相当回数の繰り返し応力が加わる機械部品に使用する金属材料について、疲労亀裂の発生起点となっている欠陥すなわち介在物にトラップされた水素の影響を考慮に入れ、さらに実際の機械部品の寸法、生産量および設計寿命に応じた最大等価欠陥寸法を求めて許容応力などの算定に使用し、自動車の変速装置、ばねや車両の軸受などの機械部品の安全をより確実に確保できる。
概要
自動車の変速装置、ばねや車両の軸受など、耐用期間に相当の繰り返し応力が加わる機械部品に使用する金属材料の長寿命強度設計法に関して、機械部品の使用想定寿命に応じたODA(Optically Dark Area:金属顕微鏡観察で黒く見える水素影響領域)寸法の拡大を考慮することにより、設定する耐用年数に応じた最適な機械部品を設計可能とした金属材料の長寿命疲労強度設計法を提供する。